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庚申山ミニ動物園は行かない方がいい【群馬県藤岡市】

こんばんは。レンヤです。

さてここまで群馬県内のオススメ動物園や動物の施設について書いていますが今回はタイトルの通りです。群馬県藤岡市の庚申山総合公園内にある「ミニ動物園」という施設について思うことです。

 

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私は動物も好きだし動物園ももちろん好きです。

そういう人ほどこちらのミニ動物園とやらはオススメしません。

 

庚申山総合公園 ミニ動物園とは

群馬県藤岡市にある総合公園です。藤岡市がやっています。公園内には市民体育館やアスレチック広場、テニスコート、多目的広場などがあります。その中にミニ動物園というのがあります。

動物園と名前がついていますので動物がいます。名前のミニ動物園の通り大きくはないですがこじんまりとした小さな敷地のなかにはヤギやミニブタ、マーラやクジャクがいます。特に人気があるのはモルモットのふれあいのようです。

そしてこの動物園は無料で入れるんですね!

私が訪れたのは土日でしたのでそこそこに賑わっていました。

 

ふれあいコーナーについて

ミニ動物園の中央?にモルモットが入っている箱があってその両脇にベンチがありモルモットに触れるようになっていました。コーナーというほど区切りはありません。

箱の横には台があってモルモットを膝に乗せる用の布があります。これを使っていいようです。その布の横にはレタスが入ったカゴがありエサを自由にあげていいようでした。

さてこのふれあいコーナーが個人的に許せないところです。

子供がたくさんいて皆でモルモットを追いかけていました。布をかぶせて捕まえようとしている子ばかりです。捕まえられるわけありません。(余談ですがふれあいにおいて捕まえるという言葉は使いたくないと思うのですが他に適切な言葉が思いつかないので使わせて下さい)

なんとか捕まえられた子や保護者が捕まえてくれた子は膝の上に乗せてモルモットにエサをあげたりしています。ただ抱き方がモルモットのお腹が上になっていたり立たせるような格好であったり、赤ちゃんを抱っこするような形で抱いていてモルモットがかわいそうで仕方ありません。普通モルモットを抱っこするときは膝の上に足が全てつくような形で扱うものだと認識しています。お腹が上の状態は普通じゃありえません。

捕まえられない子はいつの間にかモルモットを追いかける遊びに代わっています。やめて。一歩間違ったら動物虐待コーナーみたい。

なんでこんな状態でみんなふれあいを行っているのかと思ったら飼育員さんというか指導するスタッフがいないんですね。

掃除をしていた女性のスタッフがやってきて抱き方を注意したりモルモットを捕まえてくれましたがすぐに作業にもどってしまいました。

しばらくながめていると今度はヤギみたいな髭のおじいさんのスタッフ?が来てモルモットを捕まえられない子にモルモットを渡していましたが片手でほぼ投げるような形で渡していました。スタッフの扱い方がこんなだということが信じられません。(先ほどの女性の方はちゃんと両手で捕まえて膝の上の乗せ方まで指導していました)

 

「エサがない」というようなことを子供が訴えるとおじいさんがレタスを大量に持ってきました。これエサの管理はどうなっているのでしょうか?またエサがないというと普通に次のエサを持ってきます。モルモットの口元はレタスの汁で真っ青です。エサがなくなれば近くに落ちていた葉っぱをあげているお客さんもいました。客もモラルないのかな・・・。普通に考えて動物園の動物に指定のエサや販売しているエサ以外のものあげちゃいけないんじゃない?

 

そうこうしているとまた女性のスタッフがきました。

「11:30になりましたので午前のふれあいはおしまいです。モルモットさん休憩です。」というようなことを言っています。この言葉を聞いての他のお客さんの発言にびっくり。

「モルモットも休憩するんですか?」と

はあ???モルモットをなんだと思っているんでしょうか?スタッフも説明しているようでしたがこの発言に私びっっっくりしちゃったよ。ふれあいコーナーに何しにきているんでしょうか。モルモットも生きているんです。追いかけまわされてただでさえ不安な人の膝の上にいたら疲れるんです。命削ってるんです。

どうやら以前は休憩時間はなかった様子。まじか。

 

園内の施設について

展示場もきれいとは言い難いです。

柵は全体的につぎはぎだらけで手作り感万歳。ウサギ小屋なんかは趣味に毛が生えたていどと言いますか田舎の自宅でウサギを飼っているような木製の小屋です。ついでに足も腐っています。同じような別の小屋にモルモットも入っていました。

 

ヤギの展示場とマーラの展示場は土になぜか網やらマットが敷いてあります。全体的にならわからないでもないですが所々なので何のためなのでしょう。

 

セキセイインコもたくさんいました。展示場にこれでもかってくらい入っています。個体数とか管理していないのでしょうか?禿げている個体もいて見ていて痛々しいです。

 

園内全体的につぎはぎで木製のため汚い印象なのでしょうか。

同じように市でやっている桐生市とは雲泥の差です。

あとモルモットが展示している他にも大量にいるようでした。この辺の個体管理もどうなのでしょう・・・。

 

 

まとめ

・ふれあいコーナーにスタッフがいない

・エサの管理や個体の管理に見ていて不安感がある

・全体的に古い

・スタッフの動物の扱いが雑

動物や動物園が好きな人は多分目に余るのではないかと思います。動物園にたくさん行かれている人ほど辛いのではないかと。近くだしたまに行くくらいならいいよね!って人向きだと思います。私は動物も動物園もふれあいコーナーも好きです。ふれあいコーナーは生き物にふれあう場であって人形と遊んでいるわけではないのです。この辺がちゃんと指導できないのにふれあいコーナーは実施しない方がいいと思います。最近ふれあいコーナーのやり方もいろいろ変わってきています。ここでのやり方は動く人形を追いかけてエサあげて遊ぶ。って感じでそれ以上のものは感じません。

モルモットや動物は痩せているような印象はなかったのでエサはあげられているのだと思います。

 

楽しんでいるお客さんもいるので私個人的な意見です。

参考までに。