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大竹夏紀展 idea へ行ってきた【富岡市立美術博物館】

レンヤです!
今日は私の地元、群馬県富岡市の市立美術博物館で行われている富岡市出身の芸術家『大竹夏紀』さんの個展に行ってきました。
もうめちゃくちゃ圧倒された・・・素晴らしかった・・・。画面や紙面なんかじゃ全然違って見えるよ!!
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大竹夏紀さんとは

大竹 夏紀(おおたけ なつき、Natsuki Ootake、1982年8月7日 - )は日本のアーティストである。正倉院宝物などにも見られる伝統的染色技法であるろうけつ染めを用い、独自の鮮やかなアイドル像を描く。2014年からは「毎日の生活の中にもアートを楽しんでもらいたい」との思いから自身の作品でもたびたび起用される「瞳」をモチーフにしたピアスの販売を始めるなど精力的に活動している。
ろうけつ染めの革新者として知られる。

大竹夏紀 - Wikipedia

伝統技法ろうけつ染めを用いて「アイドル」をモチーフに作品を作っている群馬県富岡市出身のアーティストです。「アイドル」とは現在一般的に使われているタレントではなく、本来の意味の「偶像」だそうです。大竹さんの「頭の中に描く理想の世界」を込められるアイドル=偶像として華やかな女の子たちを描いています。

私もそうですがこのCMで大竹さんを知った方も多いのではないかと思います。
www.youtube.com

初めてこれを見た時はなんて素敵な絵だろう!!すごい鮮やか!かわいい!スタイリッシュ!!!
と思いました。CGで描かれているんだろうなと思っていたのですが、まさか「ろう」で描かれているとは。とても色鮮やかでアナログで描かれているとは思いませんでした。(学校のCMだから卒業生の制作なのかと思ってたんだけど全然違うんだなって・・・・)

ろうけつ染め

筆などで溶かした蝋を布に塗り、模様を描く。染料にてその布を染色し、蝋を落として水洗いする。蝋を塗った部分は白く染め抜かれる。複数の染色のためにはこの工程を繰り返す。蝋を乾燥ひび割れを入れることによって、独特の亀裂模様を作り出すことも多い。
ろうけつ染め - Wikipedia

絹布にろうで主線を描いて酸性の染料で彩色をします。彩色が済んだらアイロンでろうを溶かして「ろう抜き」をします。そうすると主線の部分が白く抜かれるようです。この白く抜かれた線と鮮やかな色使いが奇麗で透明感もありつつビビットでキラキラな世界ができるんですね。そういった制作過程も今回の個展で見ることができます!

個展 idea

富岡市立美術博物館で2016年9月4日(日)まで開催しています!
あと少しです!世界遺産を見るついでにぜひ!!!いやむしろ世界遺産がついででいい!!!

これは生で是非見て頂きたい!見に行くまでは大きな正方形とか長方形のキャンバスに描かれているんだろうな~って思っていたんですが、そんなもんじゃなかった・・・・!!
大きなものでは600cmってあったので6mかな?すごい!!!
絹の布に描かれているので決まったキャンバスの形はなくて壁に直接ピンで布を留めてありました。どれも大きくてダイナミックなんだけど女の子を装飾する花や、瞳は繊細で絶妙な色使いやグラデーションは紙面や画面で見るのとは別物のようでした。
学生時代の作品やアトリエの再現もあります。ぜひぜひ大竹夏紀さんの世界を感じて見て下さい。

おまけ

なんと富岡市ふるさと納税で納税すると返礼で作品が頂けるそうです!
1点ものですってよ!!?これはファンならぜひ納税したいところです!!

www.city.tomioka.lg.jp
ちょっと金額にびっくりしましたがwww作品を買うとなればこんなもんよね??

普段私アンケートとかもらっても書かない派なんですが今回はずっと気になっていた作家さん、作品の素晴らしさに感動してアンケートもみっちり書いてだしてきました。メッセージBOXもあって出してきました。ただ同郷というだけで勝手に親近感がありますね。アンケートでもメッセージでも直接声を届けるって大事ですよね。ジャンプのアンケートも出すよ!!

私もこのブログに来てる方がいるだけでうれしいし。(承認欲求めっちゃある)
では!!榛名でした!


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